TELESCOPE CENTER EYE★BELL  

 
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 今年は条件の良い火星準大接近!  
 
 一昨年の2018年は15年ぶりの火星大接近の年でしたが、最接近の頃は砂嵐
8月いっぱいは見かけの大きさも21″、9月下旬でも15″以上(土星の本体とほぼ同じ)で、今までより早い時間に見え始めるため、
むしろ観測しやすくなってきます。6月に発生したダストストームも少し落ち着き、表面の模様も見えてきました。
 
今シーズンの火星(2018年 8月26日撮影)
 再接近から一ヶ月近く経過しましたが、ようやく砂嵐もおさまり
 つつあるようで、表面の模様や極冠もクリアになってきました。
 まだまだ大きく、しばらく楽しめます。
 この日の視直径は21.8秒です。
 
撮影データ/C14、キヤノン2Xテレコン 、ADC、ASI224MC
                  AS!3、レジスタックスV6、ステライメージ7他
 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月27日撮影

3月31日撮影

4月1日撮影

4月4日撮影

4月10日撮影

4月19日撮影

4月21日撮影

4月30日撮影

  5月6日撮影  5月10日撮影  5月12日撮影  5月15日撮影

5月18日撮影

5月22日撮影

 6月2日撮影

  6月5日撮影  6月14日撮影  6月17日撮影

6月29日撮影

 7月10日撮影  7月15日撮影  7月18日撮影  7月20日撮影  7月 21日撮影

7月25日撮影

7月31日撮影

  8月5日撮影  8月18日撮影  8月25日撮影  8月26日撮影
 
 今年の見かけの大きさの変化  
 
 今回は7月31日に再接近となりその時の視直径(見かけの大きさ)は24.3″となります。これはすぐそばに見えている土星の本体より大きく見えることになります。 
8月以降は少しずつ小さくなっていきますが、 8月末で21″、9月末まで16″を維持します。(いずれも上が南です。)
4月30日(視直径10.9″) 5月31日(視直径14.9″) 6月30日(視直径20.6″)
     
7月31日(視直径24.3″)再接近 8月31日(視直径21.1″) 9月30日(視直径16.0″)
     
7月31日の土星(本体視直径18.0″)大きさ比較
   

 

 今はどの位置に見える?  
 
10月中旬はやぎ座を西に移動していきます。 10月いっぱいは観望好機が続きます!少し西には土星、さらに西には木星と、三大惑星を一緒に楽しむ事ができます。
10月中旬、午後7時ごろの火星・土星・木星の位置 (ステラナビゲーターV10にて)
 
 火星のミニ知識  
 
<火星> 今回の最大光度−2.1等 直径約6,800km(地球の約半分)
太陽系第4惑星で地球のすぐ外側を周っている太陽系では水星の次に小さな惑星です。 公転周期(太陽の周りを一周する周期)は
約1.88年で地球とは2年2ヶ月ごとに接近します。ただし地球に較べてかなり軌道が楕円になっているため、接近ごとの距離は毎回
変化し、約15年ごとに大接近が訪れます。今年は中接近となりますが最大光度はー2.1等となり全天一明るい恒星であるシリウス
より明るくなります。また赤い色が特徴ですが、特に今年はアンタレス(アンチアーレス/火星の敵)の近くにいるのでその競演も見もの
となっています。
 
 天体望遠鏡で見てみよう  
 
 天体望遠鏡ではまず低倍率で導入したあと、高倍率に切り替えて観測してみて下さい。
100倍くらいから有名な大シルチスなどの模様が見えてきます。
8cm〜10cmクラスは120〜150倍、20cm クラスでは200〜300倍が適しています。
赤い表面に濃緑色のいくつかの模様を興味深く観測することができます。